烏龍茶

烏龍茶は、中国福建省(台湾の左向の省)の北部にあります武夷山が発祥地と言われております。時代は清、偶然に作られたのが初めとも言われておりますが、そうだとしますとこんなに香高いお茶ができるとは時の計らいも粋なことをしてくれるものですね。現在、烏龍茶は、丸く撚られた形と棒状に撚られた形の2種類に大きく分けられます。丸い形で有名なのが鉄観音、棒状で有名なのが岩茶です。烏龍の故郷の武夷山は、有名な景勝地。九回曲がりくねった九曲渓という川が流れており、川岸には36の岩山が並ぶという美しい景色で、蛇の楽園ともいわれていました。岩茶は、その岩だらけの山でできたお茶で、多品種の茶樹があり色々な香味のお茶が作られているという特徴があります。烏龍茶はいろんな点でユニークな作り方をします。

1.烏龍茶は若い葉でなくやや成長した葉を摘みます。

2.茶摘み後しばらく太陽に晒して萎らせてから作る。

3.鉄観音茶は春茶(一番茶)より秋摘みのほうが品質がいい。

4.荒茶ができて半年ほど保管してから仕上げる。

5.中国では出来立ての烏龍茶より長く保管してくほうが価値が上がる。

​手のかかる作り方をしていますので、茶樹の品種だけでなく作り方でも香味のバラエティーが増えるお茶でもあります。

淹れ方 (2人分 約300ml)

 

​(急須での淹れ方)

中国式で淹れる場合は、小ぶりの急須に茶葉を一杯入れて(岩茶)沸かしたての湯を注ぎ蓋をして冷まさないように急須全体に湯を掛けて1分間ほど蒸らします。しかし、日本の大きめの急須を使う場合は、(岩茶)2~3つまみ程度(約5、6g)入れて熱湯を注ぎ2分ほど蒸らします。中国式では、3煎、4煎と淹れれますが。